はじめに
「壊れていないなら、このままでいい」 60歳になってから、そんな判断が少しずつ増えてきました。
新しいサービスを覚えるのも、パスワードを入れ直すのも、なんだか億劫です。
そして今、ぼくの前にあるのが「14万円のスマホ買い替え問題」。今使っているPixel 9に大きな不満があるわけでもないのに、頭の中の葛藤が止まらないのです。
1. 14万円より重かったのは、お金ではありませんでした
今年で60歳、還暦を迎えた僕ですが、ここ数日ずっと頭の片隅でモヤモヤしているのがスマホの買い替えです。
■ パソコン並みの価格と、膨らむ迷い
最新のPixelを見ていると約13万8000円。ほぼ14万円です。「いやいや、これ立派なパソコンが1台買えちゃうじゃないか」と。
日頃からAIに毎月1万円ほど投資している身としては、ここでの大きな出費には思わず悲鳴を上げたくもなります。
みけにゃん:「14万円もあったら、美味しい和菓子がいっぱい食べられるにゃん!今のスマホが壊れてないなら、面倒な設定なんてしないでそのままのんびり使えばいいんじゃないにゃの?」
シロ君:「ですが、“面倒だから変えない”という選択肢が増えていくこと自体が、少し気になるところなのです。」
そうなんだよね。お金のこともあるけれど、本当のネックはそこじゃない気がするんだ。
■ 半日潰れる「データの移行作業」の億劫さ
お金の面以上に重くのしかかっているのが、移行の手間です。
USB-Cケーブルで繋ぐだけでデータが移る時代とはいえ、アプリごとの再ログイン、パスキーの再設定、不要なアプリの整理……。
「これ、半日は意識を持っていかれるな」と思うと、どうしても腰が重くなってしまうのです。
2. 面倒なデータ移行を「デジタル大掃除」と考えてみる
でもね、今回ふと思ったんです。この「面倒くさい」を避け続けることは、本当に自分が望んでいる60代の生き方なんだろうか、と。
■ 下取りとポイントで実質負担を軽くする
冷静に計算してみるト、下取り(約4万8000円)やストアポイント(約3万8000円分)をうまく活用すれば、実質的な負担は7万円前後に抑えられます。
最近は3Dモデル制作などで自宅作業が増え、スタバ通いを少し控えていることもあって、「浮いたカフェ代をこの経験に充ててもいいか」と思えてきました。
■ 年に一度の「デジタル大掃除」
若い頃は年末の大掃除や年中行事が大嫌いだったのですが、60歳になった今は「あれはどこに何があるかを確認する知恵だったんだな」と実感しています。
スマホの買い替えもまったく同じです。
先日もMac miniが急に重くなってAIエージェントに相談したら、バグで連写されていた1万枚近くのスクショを見つけて綺麗に削除してくれました。
スマホも同じように、一度中身をリセットして整えてあげることで、頭の中にも30%くらい余白が戻るような感覚があります。
3. 60歳からは、新しい仕組みに触れることにもお金を使いたい
「面倒だからやらない」と縮こまるのではなく、「新しい仕組みに触れる経験を買う」という感覚。60代だからこそ、この視点を大切にしたいなと思っています。
下取りキットが届いたら、新しい端末にデータを移して、古いスマホを箱に詰めてコンビニから発送する。
やってみると意外なほどあっけないものです。完璧を目指さず、できるところから少しずつ暮らしの余白を作っていきましょう。
■ 今日から始める、たった1つのアクション
👉 スマホの画面を開き、この3ヶ月まったく使っていないアプリを「3つ」だけアンインストールしてみる
■ あとがき
あなたにも、「面倒だからそのままにしているもの」はありますか。スマホでも、パソコンでも、暮らしのことでも構いません。よければ返信で教えてください。これからも、50代・60代から暮らしを軽くする工夫を届けていきます。
AIなどの新しい技術を上手に使いつつも、こうした人間らしい寄り道や毎日の暮らしを愛おしむ発信を届けていきますので、また読みたいと思ってくださった方は、ぜひフォローしてもらえると嬉しいです。
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ネコケン
著者プロフィール
ネコケン|人生に30%の余白を作るデザイナー 30年の保健師キャリアを経て、2026年に還暦を迎える現役リーダー。完璧主義の疲弊を乗り越え「AI×最新技術」で自分らしい第2の人生をデザイン中。ワクワク担当の「みけにゃん」と、哲学担当の「シロ君」と共に、心と生活を軽やかにするヒントを届けます。#50代 #ライフシフト



岡さん、いつもありがとうございます。引き続きよろしくお願いします。
移行作業や再ログインの面倒さを単なる負担で終わらせず、中身をリセットして頭を整える「デジタル大掃除」と捉え直す考え方にすごく納得しました。使っていないアプリや不要なデータを手放して環境を整えることが、日々の暮らしに心地よい余白を取り戻すきっかけになるという視点は、スマホの買い替えに限らず持ち物の見直しにも通じる知恵ですね。