60歳で気づいた。「ぐっすり眠れた」は思い込みでした
はじめに
最近、昼過ぎになると妙に身体が重く感じたり、どっと疲れが出たりすることはありませんか?「まあ、歳だし暑いから仕方ないか」と片付けてしまいがちですが、実はその疲れ、自分ではまったく気づいていない意外な原因が潜んでいるかもしれません。
僕たちはどうしても「自分は大丈夫」「まだいけるはず」と自分の感覚を都合よく思い込んでしまいがちです。
今年で60歳、還暦を迎える僕自身もそうでした。ですが、30年の保健師としての経験と、最新のAIスマートウォッチを組み合わせる中で痛感したのは、「人間の自分の感覚ほど、あてにならないものはない」というリアルな事実です。
今日は、自分の勘だけに頼らず、AIという相棒を使って身体と答え合わせをしながら、無理なく人生に30%の余白を作る方法についてお話しします。
1. 「睡眠の質はいいけれど…」23時就寝が続いて体調を崩した僕をAIが見抜いた話
ここ最近、どうも日中のパフォーマンスが落ちている感覚がありました。
本当は夜10時には布団に入ろうと思っているのに、管理の行き届かなさもあってどうしても11時過ぎの就寝になってしまう日が続いていたんです。
先週ついに風邪を引いて体調を崩してしまったのも、完全にこれが引き金でした。
実は僕、AI機能(Google AI Pro)が統合されたFitbitアプリを愛用していて、お風呂に入っている10〜20分で急速充電する以外は、毎日の歩数や睡眠データを計測しています。
今朝、そのアプリの中にいる「AIトレーナー」に、ふと「最近の睡眠状態はどう?」と聞いてみたんです。
するとAIは、僕の過去の心拍数や体温などの実測データから、すまし顔でこんな指摘をしてきました。
「睡眠の質自体は非常に良好ですが、横になっている絶対的な時間が少なくなっています。このままだと、質が高くても日中のパフォーマンスが低下する可能性がありますよ」
これを聞いたとき、「あぁ、やっぱりな」と頭を殴られたような気がしました。23時過ぎに寝る日が続いて先週体調を崩したばかりなのに、「昨晩はぐっすり眠れた気がするから大丈夫」と勝手に納得しようとしていた僕の思い込み。
そして、実際の身体が悲鳴を上げていた疲労のサイン。そのズレを、AIが見事に見抜いてくれた瞬間でした。
みけにゃん:「え〜っ!ぐっすり眠れた気がしてるなら、それで十分な気がしちゃうにゃん?わざわざ機械に『時間が足りない』なんて小言を言われたくないにゃー!」
しろ君:「気持ちは分かるのですが、23時就寝が続いて先週体調を崩したのも動かぬ事実なのです。人間は自分の都合の良いように錯覚する生き物だからこそ、客観的な数値で『本当の横になっている時間』を突きつけられるのは貴重な指摘なのです。」
まあ、そうだよね。
僕たち人間って、自分の都合の良いように「大丈夫」と思い込みたい生き物なんですよね。
2. 感覚とデータの「差分」を面白がる、人生後半戦の整え方
■ 人間は「思い込み」の生き物だからこそ
僕たち50代、60代になると、若い頃のような無茶は効かなくなってきます。
57、8歳を過ぎたあたりから、目や耳といった感覚の衰えはジワジワと自覚できるのですが、体力や内臓の疲労感って自分ではなかなか正確に把握できません。
だからこそ、スマートウォッチが拾う心拍数や体温といったデータと、自分の主観的な感覚との「差分」を確かめる作業が、すごく大事な予防ケアになります。
もちろん、データが全てではありません。
僕のパートナーも突発性難聴になる前までは、睡眠スコアも非常に良く、僕より早寝をしていました。健康的な生活をしていても突然の不調は起こり得ますし、首や肩への負担など数値に出ない原因もあります。
だからこそ、データだけを盲信するのではなく、自分の感覚とすり合わせるこんな使い方がしっくりきます。
👉 データが「休め」と言っていたら、自分の感覚が平気でも素直に休む
👉 数値が良くても自分が「疲れた」と感じるなら、意識的に休息を入れる 👉 なんとなく調子が上がらないとき、AIの提案に従ってあえて軽く運動してみる
機械にコントロールされるのではなく、データと自分の感覚を「すり合わせていく」。
これは若い頃の気合いや根性論とは違う、人生後半戦ならではの自分を労わる技術なのです。
3. 機械に管理されるのではなく、AIを「自分を知る相棒」にする
60歳を迎えると、若い頃の「気合い」や「根性」は少しずつ通用しなくなっていきます。白内障や体力低下など、身体の変化は確実にやってきます。
でも、その代わりに僕たちは「AIやデータ」という新しい相棒を持てる時代に生きています。
自分を信じないのではありません。
自分をもっと正確に知るために、AIを使う。AIの数値に一喜一憂するのではなく、「おや、今日の僕とデータはちょっとズレているな?」と面白がりながらバランスを取っていく。
完璧な病気回避はできなくても、こうした小さなすり合わせの積み重ねが、確実に自分の健康寿命を伸ばし、生活に「30%の余白」を作ってくれます。
■ 今日から始める、たった1つのアクション
👉 今夜は「自分の感覚」より10分だけ早く布団に入り、カラダの声を聴いてみる
■ あとがき
「スマートウォッチやAIなんて難しそう」と感じる方もいるかもしれません。でも、最初は無料の歩数計アプリやスマホの睡眠レポートだけでも十分です。
60代を迎えるこれからの人生、気合いや自分の勘だけに頼って無理に走り続ける必要はありません。使えるテクノロジーにはゆるく頼って、自分の身体と上手に付き合いながら、心と生活に心地よい余白を作っていきましょう。
僕のnoteでは、こうした「AI×ヘルスケア」を使って人生後半戦に30%の余白を作る実験や、還暦からの暮らしの整え方を日々発信しています。
「自分も少し肩の力を抜いて生きようかな」と感じていただけたら、ぜひnoteのフォローをよろしくお願いします。
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一緒にゆるやかに、ごきげんな毎日を作っていきましょう。
ネコケン
著者プロフィール
ネコケン|人生に30%の余白を作るデザイナー 30年の保健師キャリアを経て、2026年に還暦を迎える現役リーダー。完璧主義の疲弊を乗り越え「AI×最新技術」で自分らしい第2の人生をデザイン中。ワクワク担当の「みけにゃん」と、哲学担当の「シロ君」と共に、心と生活を軽やかにするヒントを届けます。#50代 #ライフシフト



「ぐっすり眠れた」という自分の感覚と、実際に身体を休めている時間の不足というデータの現実とのズレにハッとさせられました。自分の「大丈夫」という思い込みだけに頼るのではなく、客観的な数値を通して身体の状態をたしかめる大切さを感じます。